アウトレットマンションとは
長引く不況の影響で、不動産デベロッパーなどでは、マンションやアパートなどが飽和状態どころか圧倒的な供給過剰な状態となり、これに金融危機などが加わったために倒産に追いやられるケースなども続出しています。こうしたデベロッパーが所有していたマンションなどは、「訳有りマンション」としてかなりの低価格で売り出されることがあり、こうしたマンションのことをアウトレットマンションと呼ぶようになりました。
また、必ずしも倒産した不動産会社ではなくても、決算などで至急に現金を必要とする不動産会社が、赤字を覚悟でマンションを安売りする場合なども中にはあり、これらもやはりアウトレットマンションと呼ばれています。
しかしこうしたアウトレットマンションはマンションそのものに問題があるわけではありません。むしろこのような状況でマンションを手に入れた人たちのほとんどは、ひじょうに高品質のマンションをかなりの低価格で購入することができたことになるため、このような状況がメディアで報道されるやいなや、一躍ブームとなりました。
「アウトレット」という言葉は、本来は有名ブランドの服装品などの在庫品や、B級品などを買い取り、ひじょうに格安で販売するシステムを言いますが、アウトレットマンションの場合は、別に商品に傷があったりするわけではないので、こうしたマンションを指して「アウトレット」というのは本来の意味からすれば、誤った使用法となります。こうした言葉は久しく続くマンションの販売不振を象徴する言葉となっています。